フカセ釣り

フカセ釣りの対象魚一覧!専門餌もアリ!

フカセ釣りってどんな魚が釣れるの?
メジナのシーズン中に狙える魚が知りたい

フカセ釣りの魅力の1つが「様々な魚種を狙える」ということです。

さらに、エサ取りが多くて、どうしようもない日でも専門の餌を使えば、エサ取りをかわして簡単に釣ることが出来る魚が存在します。

そこで、今回は一般的なフカセシーズン中に専門で狙える魚種に絞ってご紹介いたします。

 

フカセ釣りの対象魚と釣り方

フカセ釣りの対象魚はコチラです。

・メジナ(口太グレ)

・クロメジナ(尾長グレ)

・クロダイ

・ブダイ

・アイゴ

 

 

メジナ(口太グレ)

説明するまでもなくメジナはフカセ釣りの対象魚の中で最もポピュラーな魚です。

ブログ主のメインフィールドである徳島県南では、大体10月くらいから翌年3月末までがシーズンとなります。

産卵の時期が3月末なので、産卵終了と同時にシーズンが終わるというわけですね。

メジナの釣り方はコチラの記事をご覧ください。

ちなみに、シーズンが終了した3月以降も問題なく釣れます。

しかし、産卵後の個体は臭みが強く、脂肪も無いので全然おいしくありません(;^_^A

釣っても持ち帰る気力が湧かないので、4月になると誰も釣りに行かなくなります。

産卵後のメジナは6月の梅雨の時期になると徐々に味が回復し始めます。

ブログ主も実際に食べてみまたところ、産卵後の個体に比べて臭みが和らぎ、脂も若干ノッてきていることがわかりました。

しかし、シーズン中の個体と比べると明らかに味負けするし、この時期になると水温の上昇でエサ取りが活発になるので、非常に釣りにくいです。

 

クロメジナ(尾長グレ)

クロメジナは一般的に尾長グレと呼ばれ、メジナとは別種の魚です。

また、エラが黒いのが特徴で、簡単に識別できます。

地域によっては

・メジナしかいない地域

・クロメジナしかいない地域

・混在している地域

が存在しており、徳島県南~高知県室戸は両種とも混在しています。

クロメジナは【鋭い歯】【鋭いエラ】を備えているので厄介です。

針を飲み込まれると、意とも簡単にハリスをスパッと切られるので尾長専用の針を使うか、早合わせに努める必要があります。

他の対策としては「グレメタル」というワイヤーハリスを使い、飲み込まれても切られない方法もありますが、肝心の「グレメタル」が生産終了となっているので上記の方法以外の対策法がありません。

さらに、メジナよりも強烈に引くので全体的に太めのラインを使うようにしましょう。

 

クロダイ

クロダイもメジナに劣らず人気の魚種です。

釣り方はこちらにまとめてあるのでよろしければどうぞ。

ちなみに、クロダイは堤防からのブッコミ釣りで簡単に釣れます。

簡単に釣れておいしい魚!

という認識の方も多いですが、地域によって、又は河口など釣れた場所によっては臭みが強い個体がいるので注意が必要です。

ちなみに徳島県南~室戸のクロダイ・ヘダイは臭いです(笑)

綺麗な海で釣れた個体もすべからく臭うので釣れてもリリースする人が多い状況となっています。

 

ブダイ(イガミ)

ブダイは別名(イガミ)と呼ばれ「イガミ団子」という専用撒き餌や

「ブダイ用生ひじき・ホンダワラ」等専用エサも販売されています。

フカセの仕掛けでも十分釣ることが出来るものの、多くのフカセ師から外道扱いされている不運な魚でもあります。

基本的に1年中釣れる魚で、春先のポカポカ陽気を浴びながらのんびり釣りができる珍しい魚です。

ちなみに磯臭さがあるので好き嫌いが分かれます。

上手く臭みを処理すれば絶品の魚となるので積極的に狙いましょう。

 

アイゴ

アイゴも外道扱いされている魚ですが、専用の餌が販売されています。

ブダイと同様に専用エサを使用するとエサ取りに悩まされないので専門で狙う場合は必ず利用しましょう。

気になるお味ですが、身に独特な臭みがあるのでかなり好き嫌いが分かれます。

ちなみにブログ主は大好きで地元スーパーに売られている干物を良く買います。

個人的には全ての魚の中でもトップクラスに美味です。

是非一度ご賞味ください。

 

フカセ釣りで釣れる嬉しい外道

フカセ釣りの対象ではないものの釣れたらうれしい魚をブログ主の独断と偏見でピックアップしました。

・ニザダイ(サンノジ)

・ボラ

 

 

ニザダイ(サンノジ)

ニザダイは尻尾に3つの特徴的なトゲがあるのでサンノジと呼ばれています。

ニザダイはニオイがちょっと・・・という魚なので敬遠する方も多いです。

ブログ主も個人的には好きではありません。

しかし、以前サンノジを丁寧に処理をして11日間熟成させたところニオイさえなければ抜群にうまい魚であることがわかりました。

このニオイさえ除去できれば恐らく磯魚の王となれる逸材であると断言します。

特性上ほとんど市場に出回りませんがポテンシャルの非常に高い魚ですので興味のある方はぜひトライしてみてください。

 

ボラ

ボラも非常にクセの強い匂いの持ち主です。

無題体もデカく、釣れてもクーラーに入らないパターンがあるので釣り人からはあまり好かれていません。

しかし、内臓は匂うものの身にはニオイが無いので非常においしくいただけます。

また、冬に釣れたボラは寒ボラと呼ばれ高知県などでは普通にスーパーで販売されています。

脂の乗ったタイにも負けず劣らずの非常においしい魚なのでブログ主のイチオシです。

 

フカセ釣りの対象魚まとめ

今回はメジナのシーズン中に狙え、かつ、メジナ以外に関しては専門の餌が販売されている魚種に絞ってご紹介しました。

フカセ釣りで釣れる魚は他にもたくさんいるので、メジナのシーズン以外も様々な魚を求めて磯に出かけましょう。

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