フカセ釣り

フカセ釣りに必要な道具一覧!これから始める方にわかりやすく解説

フカセ釣りは必要な道具が多く、買い忘れたまま釣りに出かけると磯の上で危ない思いをしたり非常に不便を強いられることとなります。

本記事ではこれから始める方だけでなく、既に始めた方にも

より快適なフカセライフを送っていただくことを目的として必要な道具をまとめました!

早速確認してきましょう。

 

フカセ釣りに必要な道具一覧

フカセ釣りに必要な道具はコチラ

・仕掛け(竿やリール等)

・服装(釣りベスト等)

・その他道具(バッカン等)

 

 

仕掛け

仕掛けは大まかに①~⑥で構成されています。

①竿

②リール

③ライン

④ウキ

⑤オモリ

⑥針

 

①竿

有名メーカーからマイナーメーカーまで様々な種類が販売されていますが、完全に安かろう悪かろうの世界です。

基本的に「ダイワ」・「シマノ」・「がまかつ」「宇崎日新」の竿を選んでおけば問題ありません。

安いマイナーメーカーの竿の成分を確認するとカーボン含有率が60%くらいであまり高くないことがわかります。

カーボンは炭素繊維のことで軽くて反発力が強い特徴があります。

つまり、カーボン含有量が低い安物の竿は重い上に反発力が弱く、魚を引き上げる力が弱いことが多いです。

実際の使用感も天と地の差があるので初心者の方は迷うことなく大手メーカーの竿を選びましょう!

ちなみに「シマノ」が発売する磯竿のエントリーモデル「ホリデー磯」のカーボン含有率は約90%!

値段も大体7~8千円と、手に取りやすい価格帯となっています。

さらに、エントリーモデルと上位クラスの6~7万円くらいの竿も使用感に天と地の差があるので出来ればいい竿を購入することがおススメです。

 

②リール

リールに関しては少し値段が張りますが、レバーブレーキ付きのものを選びましょう!

レバーブレーキは魚の向きを変えたり魚が強烈に突っ込んだ時に仕掛けが切れることを防ぐ効果があります。

魚は引っ張られる方向と逆向きに走るので魚にグーーッと引っ張られて「ヤバい!」と思った時にレバーブレーキを引くと糸が緩んで魚の勢いが止まります。

レバーブレーキ付きのリールを一度使うと、元には戻れなくなります。

プロの方のほとんどが使用しているのでぜひ活用していきましょう!

 

③ライン

ラインは主に【道糸】と【ハリス】に分かれます。

【ハリス】は「ナイロン」が一般的ですが最近は軽くて遠投性が高い「PEライン」を使用する方が増えてきました。

また、「ナイロン」は以下の3タイプが発売されています。

・水に浮くフロートタイプ

・セミフロート

・沈むサスペンドタイプ

 

自分が選んだ釣法にマッチするラインを選びましょう。

号数に関しては1.35~2.5号を使用します。

細いほど軽く、飛距離がUPし、風による影響も少なくなるので非常に扱いやすいです。

人によって意見が分かれますが、尾長グレが釣れるところは1.85号~がおススメ。

ただし、かかった魚は全て釣り上げたい!

という方は太めの号数をチョイスしましょう。

次に【ハリス】ですが、一般的にフロロカーボンを利用します。

フロロカーボンの利点はコチラ。

・比重が重く沈むこと

・水と屈折率が近く、水中で見えにくい

 

ということで、フロロカーボンはハリスにピッタリです。

号数は1.5号~から。

太さによって沈降速度や波による影響が異なり、釣れる魚の大きさによってもどの太さにするか考えないといけないので本当にケースバイケースです。

1.75号を基準に色々試してみてください。

 

④ウキ

ウキも非常に奥が深く、大きく円錐ウキと棒ウキがあります。

円錐ウキの利点はコチラです。

・潮の流れに乗りやすい

・遠投が出来る

・仕掛が絡みにくい

 

逆に言うと、海が荒れているときは潮に流されて釣りにくくなるというデメリットがあります。

棒ウキは波の影響を受けにくくアタリも取りやすいのでプロのユーザーも多いです。

また、ダイワから遠投性に優れた「ベガスティック」という特殊な棒ウキも発売されており、非常に利便性の高い商品となっています。

 

⑤オモリ

オモリはガン玉を利用します。

重さによって細分化されており、G8が最も軽く、G8~1G、B~6B、0.8号~の順番に重くなっていきます。

具体的な重さは

・G8=0.07g

・G1=4.5g

・B=0.55g

・6B=2.2g

・0.8号=3g

という感じですね。

ちなみに、G8~G1をジンタンと呼びます。

 

⑥針

針はグレ針を使いますが、普通のグレ針と尾長グレ針では針の形状が異なります。

尾長グレは歯が鋭いので飲み込まれると高確率で針のチモトをバッサリです。

なので、針の形状が工夫されており、飲み込まれたときに喉に針が刺さらず上手く口元にかかるように針の先がやや内側に向いた構造をしています。

また、針のサイズは主に2~7号針を利用しますが、大きい針の方が掛かった時に外れにくいので極力大きい針を使いたいところです。

しかし、低活性の時は小さい針を使わないと魚が違和感を感じて吐き出してしまうので、時期や魚の活性によってこまめに変更していきましょう。

 

服装

次に服装ですが、必須なのはこの3つ

・帽子

・フローティングベスト

・磯靴

 

特に日差しの強い日は帽子が無いと厳しいです。

冬場は大丈夫ですが、温かくなると熱中症の危険があるので帽子は必ずつけましょう。

また、帽子があると海の中が見えやすくなるので絶対に合った方が良いです。

次に「フローティングベスト」ですが、国土交通省の認定マークの入った商品をおススメします。

海外製の安い商品もありますが、審査等を受けてないので機能不全のものが多いです。

自分の身を守るためにも非常に重要な商品なので安心できる商品を購入しましょう。

また、もう一つ必要なのが「磯靴」です。

磯靴のソール(靴底)は3種類

・スパイクシューズ

・フェルト

・フェルトスパイク

 

ご自身の地域によって異なりますが、とりあえずスパイクシューズを選んでおけば大丈夫です。

 

その他道具

そのほかに必須なのは

・偏向グラス

・バッカン

・エサ・撒き餌

・撒き餌ジャク

・水汲みバケツ

・たも網

 

偏向グラス

偏向グラスがあると海の中が良く見えるのでどんな魚の様子がよく分かります。

もはやフカセ釣りの必須ツールとなっているので必ず購入しましょう。

 

バッカン

撒き餌を入れるための道具です。

折り畳み式と直立するハードバッカンがありますが、ハードバッカンがおススメです。

折り畳み式はバッカン内の撒き餌が減るにつれて折りたたまれるので、非常に使いづらいです。

サイズは40cmのものが使いやすくておススメです。

 

エサ・撒き餌

40cmのバッカンの場合、オキアミ3kg×2配合3袋でパンパンになります。

エサやマキエは好みが大きいので色々調べてみて好みのものをチョイスしましょう。

 

撒き餌シャク

撒き餌シャクは1000円程度の安いものよりも有名メーカーの商品の方がパッドがしっかりしていて飛距離が伸びやすいです。

また、遠投性や使いやすさに関しては身長や筋力などにより変わるのでどの長さがベストかは一概に言えません。

人により使いやすいものが異なるので、色々購入して試して見ましょう。

 

水汲みバケツ

水汲みバケツは容量が多いものが一度に多くの水を汲めるのでおススメです。

容積が小さいと何度も組みなおさないといけないので時間と労力がかかります。

 

たも網

魚を引き上げる際に利用します。

釣れた魚が小さい場合、たも網なしでも陸に上げることが可能ですが、大きい魚の場合難しいです。

また、鋭い針を持つ魚が釣れた時に魚に触らずに安全に対処できるので必ず用意して釣りに挑みましょう。

 

フカセ釣りに必要な道具一覧まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回、フカセ釣りに必要な道具一覧!これから始める方にわかりやすく解説というタイトルで記事を書いてきました。

フカセ釣りは事前の準備が大切です。

特に忘れ物があると磯の上で非常に苦労するので釣りに行く前にこれらの道具はちゃんと揃っているかしっかり確認してから釣りに出かけましょう。

-フカセ釣り

© 2024 Life-richブログ